不動産鑑定士の仕事

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福岡!企業!元気!のための法律ワンポイント 《令和8年6月号》
継続賃料40

1.はじめに
ホルムズ海峡封鎖に伴う海上輸送リスクが高まる中で、ナフサ不足が懸念されています。今回はナフサ不足が不動産価格や賃料に与える影響について説明します。

2.建築資材にはナフサ由来のものが多い
建物には、塗料、シンナー、断熱材、防水材、配管等にナフサ由来の製品が使用されています。特に住宅では、樹脂を使用しているユニットバス、トイレ、塩ビ管、床材等がナフサ由来です。以下は、経済産業省が公表しているナフサ由来の代表的な製品の例です。


ナフサ

3.値上げの状況
建設会社からのヒアリングによると、断熱材が40%程度、シンナーが70%程度、ユニットバスが20%程度値上げされる見込みとのことです。また、今回の値上げは、一時的なのものではなく、中東情勢にかかわらず今後も値下がりすることは無いとの見方も出ています。
建物の構成要素はプラスチック製品以外の材料が多いため、上記の製品の値上げの影響は限定的とも考えられますが、戦争が長期化した場合は、建築工事費が高騰するおそれが有ります。
建築工事費の高騰は、新築建物だけではなく、既存建物の改修工事費にも影響を与えるため、継続賃料への影響は避けることが出来ません。

4.最後に
 次回も継続賃料を説明します。

回答者 不動産鑑定士 佐々木 哲
佐々木不動産鑑定事務所
不動産鑑定士 佐々木 哲
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-6-20 ラクレイス薬院203
TEL092-791-1873 FAX092-791-1893
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