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福岡!企業!元気!のための年金ワンポイント 《令和8年8月号》
やや軽い障害2つで上位等級を目指した事例

【神経膠腫(グリオーマ)とは】
 脳内でまだ役割が決まっていない神経細胞から発生する悪性のまれな脳腫瘍です。成人では前頭葉に発生する方が多く、てんかんや頭痛といった症状から始まる方が多いようです。治療は手術で摘出しますが、全摘は困難で、再発しやすく予後不良な脳腫瘍です。

【経緯】
 40歳前後の女性。頭痛が頻繁に起こることから、脳神経外科を受診。脳腫瘍の疑いで総合病院を紹介受診。すぐに入院を勧められ、1度目の腫瘍部分の摘出術を受ける事となりました。その後、セカンドオピニオンとして大学病院脳神経外科を受診し、再び追加摘出術を受ける事となりました。
 通院しながら、放射線治療等を行いますが、徐々に言葉が出なくなる、物忘れが激しくなる、携帯電話が使えなくなる、金銭管理ができないというような障害状態が出てきました。家族の見守りがないと一人で自宅にいることも困難となり、当職に障害年金申請の依頼となりました。

【請求手続き】
 本人とはすでに意思疎通が困難であり、配偶者と面談。予後がさほど長くないことが予想され、確実に障害基礎年金2級を受給する為、その他と精神の診断書2枚を準備し、他の書類も同時並行的に取得。面談後2か月弱で申請にこぎつけることができました。それから3か月間の審査後、2級が認められることになり、無事責任を果たすことができました。

回答者 特定社会保険労務士 堀江 玲子
老齢・遺族・障害年金・脱退一時金・労災・加入記録の調査、手続き等
堀江社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 堀江 玲子
福岡市早良区西新4-7-10西川ビル304
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