リスク法務実務研究会は、弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士、ファイナンシャルプランナー、保険代理店等の各種専門家によって構成する任意団体です。

土地家屋調査士の仕事って?
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建物滅失登記 |
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建物を取り壊ししたら、どういう手続きをしたらよりですか? |
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お答えします。建物は解体すると建物滅失登記をしなければいけません。
まず、建物滅失登記の書類についてですが、
1の内容ですが、所在地番、家屋番号、建物の種類、構造、床面積を調べます。
2は工事業者に実印で、証明を発行してもらいます。ここにも滅失日を記載します。
3は工事業者が解体にあたったことを証明するための書類です。
また、1の所在地番ついて補足しますが、これは一般で言う住所とは違い、法務局が管理している該当地であることに注意してください。
そして、滅失登記を申請し、完了すると法務局から、管轄の市町村の役所に通知がされ、翌年から、固定資産の課税がなくなります。自分で解体したことの申し出をしなくてもいいと言うことです。
最後に、滅失登記をしないことについての弊害ですが、銀行融資ができないことなど、権利上問題がある土地になりますので、必ず、建物を解体したら滅失登記を申請するようにしましょう。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
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