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土地家屋調査士の仕事って?
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境界と時効取得について |
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今月は境界と時効取得について説明します。 図1 ![]()
上記の図のAからA'の線が本来の土地境界、BからB'の線が専有している状態で、それぞれ甲・乙の所有者がいる場合を想定してみます。甲・乙とも、境界をB-B'線と勘違いして10年間平穏に甲が専有してしまうと、後に本来のA-A'線が境界とわかってもB-B'の専有界までの範囲で時効取得を主張することができます。また、甲が境界をA−A'とわかってB-B'までの範囲を専有し、20年間過ぎてしまうと、悪意ではあるものの時効取得を主張できます。 以上です。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
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