リスク法務実務研究会は、弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士、ファイナンシャルプランナー、保険代理店等の各種専門家によって構成する任意団体です。
土地家屋調査士の仕事って?
前へ<< >>次へ福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《平成28年12月号》 |
建物図面と各階平面図 |
---|
今月は、土地家屋調査士が作成し登記申請をして法務局に保存される建物図面、各階平面図について説明します。 建物が新築されると通常建物の表題登記申請を行います。その登記に際して添付書類となるのが、建物図面、各階平面図です。 建物図面とは、その新築された建物がどの土地にどう配置されているか記載されている図面です。建物の配置の他に方位、所在、地番、家屋番号、図面中、建物の隣接地の地番などが記載されています。
各階平面図とは面積を計算した図面です。それぞれ各階の床面積の計算式、形状が記載されています。 また、新築時について建物図面、各階平面図が添付されると説明しましたが、増築、減築が発生した場合も図面に変更が発生しますので、登記申請時に添付する書類となります。
そして前の図面は閉鎖されます。余談ですが、閉鎖されても図面自体がすぐ廃棄されるわけではありませんので、法務局で請求すると当然取得することができます。 今月は以上です。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
|
福田土地家屋調査士事務所 土地家屋調査士 福田 憲太郎 福岡市対馬小路4-1-101 TEL092-263-5051 FAX092-263-5041 HP: http://www.tochi-con.jp |