土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《令和3年7月号》
分筆をする時

 今月は分筆をする時について説明します。
1個の土地を2個以上に登記するときは土地分筆登記を行います。
数個にわけた土地はそれぞれ別々の権利を登記することができます。
例えば、1個の土地はそのまま現在の所有者、別の土地は売買で売ることができるようになります。
土地を分筆せずに1個の土地の一部分を契約で売ることはできますが、登記では土地の一部分のみすることはできませんので分筆を行ったあとに移転登記などをします。


分筆をする時
例ですが上記の図のように建物の底地が広く一部分を土地Aと土地Bにわけて土地Bを売却する時に分筆登記が必要になります。測量も伴う業務となりますので、期間もかかります。このような分筆を必要とする場合は早めに依頼されたほうがよいと思われます。
また、注意点としては建築基準法関係になりますが、上記は建物が建っている土地ですので残った不動産が建ぺい率、容積率オーバーにならないように専門家に相談して行うことが望ましいです。

 今月は以上です。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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