土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《令和4年8月号》
区分建物

 今月は区分建物について説明します。
区分建物とは、1棟の建物を区分して2個以上の建物として取り扱うことができることをいいます。
これは、区分建物の登記をしないと2個以上の建物として取り扱うことができません。
区分建物は分譲マンション、長屋、2世帯住宅などに当てはまることが多いです。
分譲マンションは1個の部屋ごとに取引ができ、それを所有することができます。
長屋の場合は1棟2個の建物のときは背割り住宅、2世帯では1階と2階部分をそれぞれ所有者が親と子などがあります。
また分譲マンションは敷地権として土地が登記されていることがあります。
敷地権とは、区分建物の利用している土地として区分建物と土地が一体化していることをいいます。
区分建物を売買により取得したときと同時に土地の敷地権も一緒に購入したことになります。
また敷地権が分離されていて土地の持分を取得することもあります。
そういった不動産を購入するときは確認しましょう。   

 今月は以上です。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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