土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《令和4年9月号》
土地の境界立会とは

土地の境界を確認する際に立会を行います。
ブロック塀を新設するときや面積を確認するなど、さまざまな内容があると思います。今回は隣地又はご自分の所有する土地を売買するときの境界立会について考えてみましょう。
まず、なぜ境界の立会をしなければならないかですが、そもそも法務局に登記されている図面があるはずなのにと思われる方も多いと思われます。図面などは我々土地家屋調査士が役所や法務局で調査すると、図面が古かったりし、現地での復元ができないものであったり、また、そもそも図面がないこともあります。
図面がないということに関して、法務局に図面が登記される時とは、概ね土地を分筆した時や、土地地積更正登記をした時にしか図面は法務局に残りません。

代々続いてきている相続されている土地の分筆などの変更がない土地などは図面が登記されていないケースが多いと思われます。
このように法務局に図面がなければ、また図面があっても古いものの場合は測量し立会をして境界を確認しないといけません。

また図面があった時も現地と寸法や面積があっているか確認の測量をしないとわからない部分が多いためやはり、立会を行う必要があると思われます。
立会を行うことにより双方の土地の確認ができるため、必要な行為と考えます。
今月は以上です。   

 今月は以上です。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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