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財務会計の散歩みち
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経営と財務−どうして倒産したの? |
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こんにちは。丁度この原稿を書いている日に予算審議が衆議院を通過しました。目下アベノミクスとのフレコミで株式市場や為替相場が賑わっているようです。一方で、超金融緩和措置の結果、日銀の資産の質はどのように変化してゆくのだろうか、過去最大の人口減少を記録し超高齢化社会が現実化する中で、企業活動や家計はどうなってゆくのだろうか、どうも経済政策の変数以外のことがらが気になって仕方ありません。
【経営者からの相談と対策】
財政状況が窮してしまいますと、おおきく道は、「再生させる」か「破産させる」かの2つに分かれます。
その専門家のアドバイスはこうです。
その経営者は、このまま続けたら破産もできなくなってしまうことに恐怖を感じ、その専門家に対して、その日のうちに破産の手続をお願いしてしまいました。 これだけのことを冷静な目で分析するだけでも1週間以上かかるように思います。結論はそれからでも全然遅くないですし、経営者も恐怖にかられず腹を据えて決断をすることができるのではないでしょうか。
参考として、一時的な資金繰りの猶予を頂くための手続きとして、俗に「一時停止」と呼ばれる手続きがあります。
【思うこと】 また、続きは次回にいたします。
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